住宅ローンを組む前に最低限チェックしておくべき2つのこと

大きな積み木の家と男の子

「マイホームを手に入れることが夢だ!」

 

昨今は節約傾向なので、一昔前のようにこれがほとんどの人の夢という訳ではありませんが、それでも、まだこのような夢をもっている人は大勢います。
しかしそこで一歩踏み出せないのは、何十年と続く住宅ローンの心配をしているからかもしれません。

 

マイカーローンは長くても返済期間が10年、教育ローンは十数年といわれますが、住宅ローンの最長は35年…。
しかも数千万円というお金になりますから、簡単に決断出来る訳がありません。

 

ですから、多くの人は住宅ローンを組むのは生涯一度きりの大仕事となります。
もしかしたら2回組む人もいるかもしれませんが、3回というのはほぼ聞いたことがありません。

 

住宅ローンの融資を成功させるためには、何点か、ローンを組む前に考えておきたい点があります。

 

この三点は必ず考えておきましょう
生命保険に加入するかどうか

これは加入していた方が良いのですが、もしも融資を受けている本人に不測の事態があった場合、おりてくる生命保険で残りのローン返済分を相殺或いは補填できるためです。
今では多くの場合、融資の条件として生命保険加入が必須となっているようです。

返済額に直接関わってくる「金利」の確認

住宅ローンの融資には、融資期間の間ずっと同じ金利が適用される“固定金利”と、半年ごとに基準となる金利を見直しながら、3年後、5年後、7年後10年後などに、その間に変動した金利の平均を最終的に金利を見直す“変動金利”があるからです。

 

返済期間を何年に設定するかにもよりますが、一般的には、どの期間であっても変動金利の方が安い傾向があります。
金利は、一度契約してしまうとその後変更させることが非常に大変なことで知られています。
ですから、契約する前にしっかりと確認しておいた方が良いのです。

忘れちゃいけない返済方法

毎月同額で返済するプランを組む人もいれば、賞与が支給される月だけ額を上乗せして返済を行うことも可能です。
ただ、途中で返済プランを変えるためには手数料が発生することもありますので、事前にこれらのことを綿密に調べておく必要があるのです。

さらに住宅ローンの融資を受ける時には頭金があると便利です。
返済額の2割から5割程度、頭金として入れることが出来れば、住宅ローンの返済もかなり楽になるでしょう。

 

無理なローンを組んだばかりに、月々の返済と必要最低限の生活費だけで給料がなくなってしまう…という事態になっては、憧れのマイホームが重荷になってしまいます。

 

頑張って仕事をして、その余暇を楽しめるだけの余剰資金がないと、精神的な余裕もなくなってしまいます。マイホームを建てることを夢見る人が多いのは当然ですが、念願の家を建てたらゴールではありません。そこから様々な支払いが長期間にわたって始まるのです。

 

可能な限り頭金を貯めてから、足りない分を住宅ローンで補う。という方法が、遠回りに見えるようで最も安全で精神的にも健全な方法です。

 

住宅ローンを組む時に最も考慮したいといえる金利について

ノートを見て何かひらめくサラリーマン

住宅を購入或いは新築等を考えているなら、住宅ローンの利用は必須といえます。
とはいっても、各金融機関によって住宅ローンは本当に多種多様なので、しっかりと事前に調査しておくことが賢明です。

 

この時、特に注意しておきたいものに「金利」があげられます。

 

金利とは、簡単に言えば手数料の計算基準のようなものであり、ローン返済の間に余分にかかるお金がいくらになるかという大切なものです。

 

ご存知のとおり、1,000万円を20年で返済するように借りたとしても、20年後、全て払い終わった時に1,000万円しか支払わない訳ではありません。
必ず、返済期間が長くかかればかかるほど余分なお金を支払う必要があります。その計算基準が金利となるのです。

 

金利には、返済するまでずっと同じ金利である固定金利、または3年・5年・7年など決められた期間内は同じ金利である固定金利、さらには6ヶ月ごとに金利が変わっていく変動金利などがあります。

 

固定と変動、いったいどちらが良いのでしょうか。

 

まず、固定金利で比べてみましょう。
返済するまでずっと同じままの固定金利と、3年制の固定金利で比べると、圧倒的に3年の固定金利の方が安くなります。
つまり、固定されている期間が短ければ短いほど、金利を低く設定してあるのです。

 

となると、6ヶ月ごとに金利が変わる変動金利が一番低い設定になる、ということですね。
その通りです。
ただし、変動金利の怖いところは、市場の動向によって金利が変わることです。

 

契約当初はとても低い金利率だったとしても、半年後には、極端な話2倍に増える可能性だってあるのです。
もちろん、そんなに激変されても返済出来ない人の方が多いので、多くの金融機関は変動金利にもある一定の期間を設けて、その期間が終わったら金利を変える、という仕組みをとっています。

 

例えば3年の期間を設けるとしましょう。半年で変動金利を見直した場合、3年の間には6回の金利見直しが行われていることになります。
ですから3年後の金利は、この6回の見直しの平均をとるような形で計算されることが多いのです。

 

しかし、やはり返済する額が変わっていくというのは返済プラン、ひいては人生プランを立てるのにデメリットとなる可能性があります。
そのような方は、例え金利率が多少高くても、ずっと変わらない固定金利を選んで返済計画を立てた方が賢明です。

 

変動金利の見直し時期になって返済額がぐっと上がり、そのタイミングで子供の進学などのライフスタイルの変化に伴う支出が増えてしまうと、一気に生活が苦しくなってしまいます。

 

ライフスタイルの変化はある程度予測を立てることはできますが、自分ではどうにも予想ができない不測の事態もありますよね。よくある話では、会社の業績不振に伴う収入減(残業代カットはよく聞きます)やマイホームの修繕費用が想像以上に掛かってしまったなどです。

 

家は誰も住んでいないと傷みが早いですが、住んでいたら住んでいたであちこち老朽化が進んでいきます。特に水周りなどの設備系、外壁のクラックや窓周りのコーキング劣化など、家はメンテナンスを必要とするタイミングがあります。

 

住宅ローンの返済で手一杯、という状況ですと、ふとしたきっかけで生活が破綻してしまいます。余裕を持った返済ができるよう、固定金利・変動金利のメリット・デメリットを十分に理解しておきましょう。

 

今は途中で変動金利から固定金利に変更することが可能な金融機関が増えていますので、その時その時の収入など人生設計によって変える事もできるようになってきています。
ただし、変更する場合には手数料が発生する金融機関もあるので注意しましょう。